TS-BASE 受発注
2024.04.30
クローズドEC入門!メリット・デメリット・活用シーンをわかりやすく紹介!
目次
クローズドECという言葉を聞いたことがあるものの、一般的なECサイトとの違いや活用方法について、具体的に説明できない方も多いでしょう。クローズドECを導入する前に概要を知って、自社に適しているかどうかを見極めることが大切です。
本記事では、クローズドECについて概要とメリット・デメリット、活用シーンをわかりやすく紹介していきます。
クローズドECとは何か
まずは、クローズドECについて概要を紹介していきます。
クローズドECの概要
クローズドECとは、会員制または招待制のオンラインショッピングサイトのことです。す。BtoB向けの受発注業務で使用することが代表的で、特定の企業に向けてオンラインショッピングサイトを提供しており、利用するには登録・招待が必要です。
クローズドECを導入すれば、BtoB取引において、限られた空間で取引先毎のニーズに合わせた商品やサービスを提供でき、関係性強化に繋がります。
半クローズドECとの違い
クローズドECと似た言葉に、半クローズドECがあります。どちらも限定された顧客に対して商品やサービスを提供するオンラインショッピングサイトですが、利用できる顧客層が異なります。
クローズドECは完全に閉じられたECサイトで、企業の従業員や業界関係者など、特定の条件を満たしたユーザーのみがアクセスできます。
半クローズドECは、クローズドECほど厳しくはないものの、一般のECサイトよりはアクセスが制限されているECサイトです。例えば購入履歴の有無が特定の条件とされます。
クローズドECは完全に閉ざされた環境で、限られた顧客のみにサービスを提供するのに対し、半クローズドECはクローズドECほど厳格ではないものの、一般的なECよりも限定されて、特定の条件を満たした顧客に特化したサービスを提供します。
オープンECとの違い
クローズドECとオープンECの主な違いを説明します。
クローズドECは、特定の顧客のみがアクセスできるサイトで、会員制または招待が必要です。顧客に対してよりプライベートなショッピング環境を提供し、特別感を出すことが可能です。
オープンECは、誰でもアクセスできるECサイトです。様々なニーズや好みを持つ広範囲な顧客に対してサービスを提供します。他にもさまざまな販売者が参入しているため、商品の多様性が高く、価格競争が激しい場合もあります。
クローズドECは限定された顧客に焦点を当て、特別な体験を提供するのに対し、オープンECは広い顧客層をターゲットとし、多様な商品やサービスを提供します。クローズドECはプライバシーと特別感を、オープンECはアクセスのしやすさと商品種類の多さを重視しています。
クローズドECのメリット
ここからはクローズドECのメリットを紹介していきます。
顧客を限定した取引が可能
1つ目のメリットは、顧客を限定した取引が可能なことです。
クローズドECは、特定の顧客層に焦点を絞り、顧客の好みに合わせた商品やサービスを提供できます。そのため、よりパーソナライズされたショッピング体験を実現し、顧客満足度を高められるでしょう。
また、クローズドECでは競合他社に情報を開示せずに、個別のお得意様に特売価格を提示できることも魅力です。
業務効率化
2つ目のメリットは、業務効率化です。
クローズドECでは、注文業務におけるプロセスを自動化できます。そのため、従来、メールやFAXなどのアナログな方式で注文手続きを行っていた担当者の業務負荷を軽減できます。
これまで、受発注業務を担当していた営業事務・営業担当者の業務効率が上がることから、処理速度が向上し、ミスの削減にも繋がるでしょう。
顧客満足度向上
3つ目のメリットは、顧客満足度向上です。
クローズドECは、会員制や招待制により顧客に合わせた、カスタマイズされた体験を提供可能です。そのため、顧客の期待を超えるサービスを実現し、顧客満足度を高めることができるでしょう
クローズドECは顧客との直接的なコミュニケーションにより、顧客の声をECサイトの改善に活かすことができます。顧客視点の運営を行うことで、顧客満足度の更なる向上を実現できるでしょう。
クローズドECのデメリット
クローズドECのデメリットは、顧客が少ないとコストがかかることです。
クローズドECは、特定の顧客群のみに特別なサービスを提供します。広範囲にわたる大量の顧客を対象とするオープンECと比べて、顧客が限定されますがサービス内容は充実しています。その結果、1顧客に対して、より多くの労力やコストが必要となるでしょう。
顧客数が少なすぎると、個別対応のコストは大きな負担となり得ます。また、サイトの維持管理費用や顧客サポートなどのランニングコストも、顧客数に対して割高になる傾向があります。
クローズドECを運営する際には、導入前にコスト面でどれくらいになるか適切な顧客数はどれくらいか、あらかじめ把握しておきましょう。
クローズドECが適した状況
クローズドECは、取引先毎に扱う商品が異なったり、限られた顧客のみに公開したりする場合に適しています。ここからは、クローズドECが適した状況について、具体的に紹介していきます。
取引先単位で扱う商品が異なる
クローズドECは、取引先単位で扱う商品が異なる場合に適しています。各取引先ごとにカスタマイズされた商品やサービスを提供できるため、顧客ニーズに合致しやすいです。取引先ごとの具体的なニーズや期待に応え、パーソナライズされた価値の高いショッピング体験を実現できるでしょう。
クローズドECは顧客に合わせた商品情報・価格を調整できることから、より満足度の高い取引を実現できます。
限られた顧客のみに公開したい
クローズドECは、限られた顧客のみに公開したい場合にも適しています。クローズドECを採用することで、商品やサービスを特定の顧客のみに提供することが可能です。
特別な取引条件、カスタマイズされた商品、または業界特有のサービスを提供する際にも特に有効と言えるでしょう。企業は特定の取引先との信頼関係を深めることができ、より強固なパートナーシップを築けます。
クローズドECならTS-BASE 受発注もおすすめ
本記事では、クローズドECについて、メリット・デメリット、活用シーンを紹介しました。
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サイト上でお知らせや新着ニュースの投稿もできるため、上手く利用して取引先にアピールしましょう。
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