TS-BASE 受発注
2023.11.08
エクセルを活用した在庫管理の主なメリット・課題・課題の解決策を紹介
目次
エクセルは多くのビジネスにおいて日常的に使用されているツールであり、その柔軟性から在庫管理にも活用されています。その一方で、エクセルによる在庫管理に課題を抱えている企業も少なくありません。
本記事では、エクセルを活用した在庫管理のメリットとその課題に触れ、課題を解決するための方法を紹介します。
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エクセルを使った在庫管理とは
まず在庫管理とは、商品や資材などの在庫を適切に管理するためのプロセスのことです。本記事では「エクセルを使った在庫管理」を、エクセル(およびGoogleスプレッドシート)を使って商品の数量、保管場所、および移動の履歴を追跡することと定義します。
エクセルを使った受発注管理の方法については、こちらの記事で紹介しています。あわせてご覧ください。
受発注管理をエクセルで実施する方法・メリット・デメリットを詳しく紹介
エクセルを使った在庫管理のメリット
エクセルを使った在庫管理にはどのような利点があるのか見ていきましょう。
即時性と柔軟性の兼ね備え
エクセルはリアルタイムでのデータ入力が可能であり、これにより在庫情報が常に最新かつ正確に保たれます。在庫変動の多い倉庫において、即座な情報更新は業務効率の向上に直結します。
低コストでの導入と柔軟なカスタマイズ
エクセルは多くの企業で利用されている汎用性の高いツールであるため、導入コストが低いのも利点です。また、エクセルは使い慣れているユーザーが多いこともあり、在庫管理のニーズに合わせて、自由度高く設計できます。
データ分析と可視化の容易さ
エクセルはデータ分析に使える機能が多く、様々な観点から在庫データを分析しやすいという特長があります。表集計やグラフの作成が容易であり、在庫の傾向や需要予測を視覚的に理解することが可能です。
教育コストが低い
エクセルは専門的な資格がなくても使用できるツールであり、インターネット上に様々なノウハウがあるため、どのような立場の従業員でも使いこなせるようになるでしょう。「すでにエクセルの基本的な使い方は心得ている」という従業員も多いはず。そのため、新たなシステムへの移行に伴うトレーニングコストが低減します。
エクセルを使った在庫管理の課題
エクセルを活用した在庫管理は柔軟性と手軽さから優れていますが、課題も存在します。
ここでは、エクセルを使った在庫管理における主な課題を紹介します。
人為的なエラーの発生
エクセルを使った在庫管理では、手作業でのデータ入力が必要となります。このため、人為的なエラーが発生しやすく、正確性の確保が難しいという課題があります。
大量のデータ処理への限界
エクセルは大量のデータを処理する際に行数の限界があり、巨大な在庫データを扱うとパフォーマンスが低下するという課題があります。
リアルタイムな在庫情報の遅れ
エクセルは手動でのデータ入力が必要であるため、在庫情報の更新に時間がかかり、リアルタイムな在庫状況の把握が難しい課題があります。
エクセルを使った在庫管理の課題の解決策
前の項目で紹介した、エクセルを使った在庫管理の課題に対する解決策を以下にまとめます。
人為的なエラーの軽減
バーコードやQRコードを活用し、商品情報を自動で読み取る仕組みを導入します。これにより、人為的なエラーを軽減し、正確性を向上させます。
大量のデータ処理への対応
在庫データを分割して複数のエクセルファイルに格納するか、クラウドベースの在庫管理システムを導入することで、大量データの処理を効率化できます。
セキュリティと機密性の向上
エクセルファイルにパスワードをかけ、アクセス権を適切に管理することで、機密性を向上させます。
トレーニングと教育の強化
従業員がエクセルを使って在庫管理を行う場合、定期的に教育を行い、スキルを向上させることが重要です。エクセルで作成した在庫管理シートに追加した新しい機能や、在庫管理のポイントを定期的に共有しましょう。
エクセルでの在庫管理の課題解決には「在庫管理システムの活用」も効果的
エクセルを活用した在庫管理の利点としては、手軽さや柔軟性、そして低コストで導入可能な点が挙げられます。しかしそれと同時に、大量のデータ処理には限界があり、人為的なエラーが発生する可能性があるなどの課題も存在します。
課題に対処するためには、エクセルの限界を理解し、自動化や専門的な在庫管理システムの活用を検討することが重要です。近年のテクノロジーの進化により、エクセルの課題を解決する多くのクラウドベースのシステムが提供されています。
竹田印刷が提供する「TS-BASE 受発注」もエクセルでの在庫管理の課題を解決できるシステムの1つです。入荷時の在庫数と出荷実績から現在の在庫数を自動で算出。発注者や管理者が利用する画面にもリアルタイムで同期されるので、無駄のない在庫管理業務を可能にします。
「TS-BASE 受発注」はブラウザ上で提供されているシステムであり、システム内で登録された商品コードなどが呼び出せるので、人為的な入力ミスをなくすことができます。
詳細はぜひこちらの資料よりご確認ください。
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