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2023.06.05

ECサイトへの集客方法!成功ポイントからメリット・デメリットも詳しく紹介

ECサイトへの集客方法!成功ポイントからメリット・デメリットも詳しく紹介

ECサイトへと集客するためには何をすべきだろう、効果的な方法を知りたい、と考える担当者も多いと思います。ECサイトへの集客方法にはSEO・SNS・広告などがあります。それぞれよい所とそうでない所もあるため、自社に適した方法で集客することが大切です。

本記事では、ECサイトに集客する方法とメリット・デメリット、集客を成功させるポイントについて紹介していきます。

目次

ECサイトに集客する方法

まずは、ECサイトに集客する主な方法として、以下6点を紹介します。

  • SEO
  • SNS
  • 広告
  • メールマガジン
  • LINE
  • DM

SEO

1つ目の方法は、SEOです。

SEOとは、Google などの検索エンジンを通じて、 ECサイトにアクセスするユーザーを増やすための施策です。具体的にはキーワードを選定してそのキーワードでユーザーがGoogleで検索したときに、検索結果の上位に表示されるように、さまざまな対策を実施していきます。

SEOの対策例として、検索結果で表示された上位10位の内容を全て、サイトに盛り込む方法があります。盛り込んだ上で自社 EC サイトならではのオリジナル要素を追加すること、サイト内の内部リンクを貼ること、訪問ユーザーにとって見やすい、たどりやすいサイトにするためにサイト構成要素を調整することも大切です。

SEO対策は、一般的にコストがほとんどかからないため、上位結果を維持できれば安価な費用で大きな効果を得られるでしょう。ただし、Googleなどの検索エンジンの仕様変更によって順位が変わることもあり、注意が必要です。

SNS

2つ目の方法は、SNSです。

具体的には、Instagram・Twitter・FaceBookなどのSNS上で、自社ECサイトにアクセスを促すための施策を行います。たとえば、 SNS に自社の公式アカウントを開設して EC サイトの魅力を伝える方法があります。また、サイトにアクセスしてもらうための投稿作成や、SNS ユーザーに知ってもらうために公式アカウントをフォローしてくれるフォロワーを増やすなど、SNS 上でコミュニケーションを積極的に取る、などの方法もあります。

SNS は多くのユーザーが日常的に利用しているサービスのため、多くのファンが付けば、投稿を目にしてもらえる機会も増えるでしょう。そのため、ユーザーに楽しんでもらえるための投稿、キャンペーン、投稿の頻度をあげるなど、さまざまな工夫が必要です。

広告

3つ目の方法は、広告です。

ECサイトに集客するための広告には、多くの種類があります。たとえば、検索エンジン・YouTube・アプリなどに広告を掲載することです。

広告には、検索エンジンの結果に表示する「リスティング広告」、他のWebサイトにバナーやビデオなどを載せる「ディスプレイ広告」、雑誌の広告を掲載する枠を購入する「純広告」、メディアやニュースに表示される「ネイティブ広告」などがあります。他にもSNSに載せる広告、メルマガに載せる広告などたくさんあるでしょう。

広告を出せば多くの人の目にとまり、ECサイトに訪れるユーザーが増える可能性があります。ただし、出稿するために多くの費用がかかることがほとんどです。

メールマガジン

4つ目の方法は、メールマガジンです。

ECサイトに誘導するためのメールマガジン(メルマガ)を発行します。メルマガに記載する広告内容として、商品の紹介・キャンペーンの案内などがあるでしょう。

メルマガでは、到達率・開封率・クリック率など測定することができるため、どれくらいのユーザーがメルマガを経由してサイトに訪れたのか、すぐに効果を確認することも可能です。

メルマガ広告には、配信する数に応じた課金方式、クリック数に応じた課金方式、成果報酬型の課金方式があります。

LINE

5つ目の方法はLINEです。

LINEでは公式アカウントを開設して、メッセージの一斉配信やユーザーとコミュニケーションを取ることで、ECサイトに集客していきます。

LINEは顧客と1対1のコミュニケーションを取ることが可能なため、誰がどのような反応をしたのかをすぐに特定でき、効果的な施策を実施しやすいというメリットがあります。

ただし、LINEで集客するためには、集客するためのアカウントを友人として追加してもらう必要があるため、登録するハードルが高い傾向にあります。

ダイレクトメール

6つ目の方法はダイレクトメールです。

ブランドや店舗にすでに会員登録している方に対して、郵送でDM(ダイレクトメール) を送り、ECサイトへのアクセスを促す方法です。

送付するDMには「DMからECサイトにアクセスして会員登録すると、割引を受けられる」などといったメリットを訴求した内容を記載することで、より効果を得やすいでしょう。

DMは、直接ユーザーの家のポストに届くことから、郵便物を受け取った人の目にとまりやすいです。ユーザーがメリットを感じられる内容であれば、ECサイトにアクセスする方も増えることでしょう。

ECサイトへの集客方法それぞれのメリット・デメリット

ECサイト集客方法について、それぞれのメリット・デメリットを紹介します。

  • SEO
  • SNS
  • 広告
  • メールマガジン
  • LINE
  • DM

SEO

SEOのメリットは、広告に比べて費用がかからないことです。検索結果の上位に表示された場合、クリックされても料金が発生しません。そのため、検索されるキーワードのボリュームが多いものや購入意欲が高いキーワードなどで検索上位に表示されれば、費用対効果が高いといえます。

デメリットは、効果が出るのに時間がかかることです。少なくとも3ヶ月以上、もしくは結果が出るまでサイトを更新し続けるなど、地道な努力が必要です。狙ったキーワードが思ったように検索結果上位に表示されないことも多いですし、一度上位に表示されても、Googleが実施する検索エンジンのアップデートなどで、一気に順位が下がることも避けられません。

SNS

SNSのメリットは、新規顧客が増えることです。これまでブランドを知らなかったユーザーが、SNS の投稿やインフルエンサーなどの紹介投稿を見ることで、知ってもらえる機会があります。SNS には口コミも多く、評判がよければ他のユーザーにも拡散され、商品・ブランドの信頼度もアップすることでしょう。また、SNSは基本的に無料で利用可能なため、費用もほとんど発生しないでしょう。

デメリットは、常に投稿する必要があることです。一度投稿しても翌日・翌々日には他のユーザー投稿によって埋もれてしまいます。そのため、毎日頻繁に投稿して、常にユーザーに興味を持ってもらう工夫を続けることが必要です。

広告

広告のメリットは、購入意欲の高いターゲットを獲得できる可能性が高いことです。ユーザーが商品を買いたいと思っているタイミングでその商品に関連する広告が表示されれば、広告にアクセスしたくなることでしょう。

また、広告が不要なときは、すぐに非表示にできることもメリットの一つです。

デメリットは、コストがかかることです。ユーザーの目に止まる可能性が高い場所であれば、その分広告出稿料も多く発生します。

また、広告を出す媒体やタイミングを間違えてしまうと、効果が全くでない可能性も高いため、適切な場所・季節や時間などを事前調査を徹底する必要があります。

メールマガジン

メールマガジン(メルマガ)のメリットは、見込み客から優良顧客への育成が可能なことです。元々その商品やブランドに興味があるユーザーに対してアピールできるため、新規顧客に比べて購入率が高い傾向にあります。

デメリットは、配信したメルマガをそもそも読んでもらえなければ、結果としてビジネスにつながらないことです。メルマガには、必ずしも読んでもらえないものもあります。そのため、メルマガのタイトル・内容など、読み続けてもらうための工夫を取り入れることが大切です。

LINE

LINE のメリットは、規模・業種・商材問わずに活用しやすいことです。ほとんどの人が普段 LINE を利用しているため、どのようなジャンルでも適用可能でしょう。また、顧客と一対一で、チャット形式でコミュニケーションでき、顧客からのメッセージを直接受け取ることも可能です。LINE にはメニューがあり、そこから直接ECサイトへアクセスでき、誘導施策も簡単です。

デメリットは、登録に多少なりともハードルがあることです。LINEで繋がるためには、ユーザーがそのアカウントをフォローする必要があります。そのため、フォローしたいと思うような理由に結びつく、魅力的だと感じてもらえるような施策が必要です。

ダイレクトメール

ダイレクトメールのメリットは、普段オンラインで買い物をしない、かつ店舗のみで利用する顧客に対して、ECサイトへ誘導することが可能なことです。たとえば、普段ECサイトは使わないものの、郵送で届いた DM は見る可能性が高い、高齢者に送ることが有効といえます。DMを読んでECサイトを見たいと思い、家族などを通じてECサイトにアクセスしてくれるかもしれません。また、DMの内容をパーソナライズするなど、温かみを感じられるDMを発行することで、顧客との関係性を強化してリピーターを獲得することも可能です。

デメリットは、DM発行にコストがかかることです。DM作成ツール、印刷、郵送などの費用が発生します。

また、運用中にDMが届かなくなる可能性があることもデメリットの一つです。会員登録後に顧客が引越しして住所が変更になれば、そのタイミングでDM自体が届かなくなるかもしれません。

ECサイトへの集客を成功させるポイント

ここまで、ECサイトへの集客する方法とそれぞれのメリット・デメリットを紹介しました。それでは、集客を成功させるには何をすべきでしょうか?ここでは、以下5点のポイントを紹介します。

  • 公式SNSの運用
  • インフルエンサーの活用
  • コンテンツマーケティング
  • 広告出稿のタイミング見極め
  • キャンペーンの活用

公式SNSの運用

1つ目のポイントは、公式SNSの運用です。

ECサイトへの集客を強化したいなら、公式SNSのアカウント開設が効果的です。現時点でアカウントを開設していないなら、運用することをおすすめします。

SNSを利用している個人ユーザーは多いです。新規顧客を獲得したいなら、まずはブランドや商品・サービスを知ってもらうためにSNSを運用して自社の商品・サービスの魅力を発信すべきです。

SNS運用は基本的にコストがかからないため、取り組みやすいでしょう。

インフルエンサーの活用

2つ目のポイントは、インフルエンサーの活用です。

SNSで人気のあるインフルエンサーに対して、実際に商品やサービスを使ってもらい、評価を投稿してもらう方法が有効と言えます。そのインフルエンサーをフォローしているファンにも、その商品・サービスの魅力が伝わり、認知度も上がる可能性が高まるからです。

インフルエンサーを活用すれば、周りのファンの方にも商品・サービスに興味を持ってもらえるチャンスが一気に高まります。

コンテンツマーケティング

3つ目のポイントは、コンテンツマーケティングです。

コンテンツマーケティングとは、ECサイトにユーザーに役立つ有益なコンテンツを掲載し、情報を提供し続ける方法です。見込み顧客の獲得や購買、ファン化につなげることが可能となります。

ECサイトに一度アップロードしたコンテンツは、自社の資産として残り続けます。そのため、SNS のように一過性のものではなく、自社が有益だと思う情報を丁寧に発信することが重要です。

広告出稿のタイミング見極め

4つ目のポイントは、広告出稿タイミングの見極めです。

ECサイト集客のために広告を出稿するなら、時期などのタイミングを見極めることが重要です。なぜなら商品には季節性があるものも多いからです。たとえば真冬に扇風機を宣伝しても売れる可能性は低く、その季節に合った時期に広告出稿する必要があります。

ECサイトへ広告の集客を成功させたいなら、出稿タイミングを見極めることが必須です。

キャンペーンの活用

5つ目のポイントは、キャンペーンの活用です。

ECサイトに集客するときは、プレゼントや割引・期間限定などのキャンペーン実施が効果的と言えます。たとえばアクセスして商品を購入したらマイバッグをプレゼント、次回使える割引券プレゼントなどが挙げられるでしょう。

ECサイトに集客するなら、アクセスするメリットを与えて、ユーザーがECサイトにアクセスしたい!と思ってもらえるように工夫しましょう。

ECサイトへの集客は自社に適した方法で実施しよう

本記事では、 ECサイトに集客する方法、メリット・デメリット、集客を成功させるポイントについて紹介しました。集客する主な方法として、SEO ・ SNS ・ 広告・メルマガ・ダイレクトメールがあります。それぞれメリット・デメリットがあるため、どれが一番効果があるかなどは企業によって異なります。誰に何を売りたいかによって、適した集客方法が変わってくるでしょう。

ECサイトに集客をお考えなら、本記事で紹介した内容を参考に、自社に合った方法で取り組むことをおすすめします。


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